三木健さん グラフィックデザイナー

11月25日 グラフィックデザイナーの三木健さんが講演に来てくださいました。


三木健さんは『Design As We Talk』というデザイン手法を使ってデザインを考えているそうです。


この手法は、人と話をたくさんする中で、いろんな情報やデザインの本質を抽出して、いろんなカタチでそれを構成して、今度は言葉でなく目で見えるカタチにするといったような感じです。下の写真のように1つのコンセプトからたくさんの見えるカタチが出来上がるそうです。


僕はいつもモックアップなど最終に出来上がるモノはカタチとしてスケッチしたり、ペーパーモックアップをつくったりして、目に見えるカタチにして考えてきたが、それ以前のデザインの大事なコンセプトや仮説などを言葉ではなく見えるカタチにするということに驚いたし、三木さんすげーなーと思った!新しいな~と思った。

コンセプトというのは、誕生という意味もあり、デザインは赤ちゃんが生まれるようなものであると考えるとわかりやすい。


三木さんの名刺。世界地図で緯度と経度で自分のいるところが示されている。


立方体にもなる!!わーお!!


↓コーヒー共和国!!

自分がコーヒーの国王になったつもりで、コーヒー共和国の国歌や地図、パスポート、国の紹介する本などをデザインして、プレゼンテーションを行ったそうです。

総合的にデザインをしていて、すごく楽しそうだし、聞いてる僕もすごく楽しかった!国歌も聞かせてもらったんだけど、すごかった!!


ポスター。


お菓子のポスター。


僕の教授の山崎先生と一緒に仕事をした時の作品!!

濃厚な講演ですごかったです。ものすごく勉強になりました。


好例の懇親会でもいろいろお話していただいて、おもしろかったー!

海外に溶け込むのではなく、日本人として海外で活躍することが重要であるそうです。日本人の特性を歴史からいろいろお話していただいて、感心するばかりでした。

また、山ちゃんとお仕事した時の話もいろいろお話してくださり、一番おもしろかったのが、IBMの食堂に世界中のIBMの中でトップ50人の顔写真が貼ってあるらしく、その中に山崎先生の顔写真が外国人に混ざって貼ってあって、山崎先生だけフレームから顔がはみ出してたそうです(笑)。

めっちゃ笑っちゃいました!!

でも、世界中のIBMの50人の中に山ちゃんが入っていたというのはマジですごい。

やっぱ山ちゃんすげーなー。ホントに偉い人って自慢しないで謙虚だと感じた。


ジョッキにうまくビール注げました!うれしー!!

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