中川 聰さん 特別講義

5月19日の特別講義はユニバーサルデザインの観点からプロダクトデザインを行っている中川 聰さんに来ていただきました。

中川さんには2年前にTOYOTAのユニバーサルデザインのワークショップでお世話になっていて、東大でデザインの授業も行っているすごい方です。

普通に講演を聞くと5万円するぐらい、ものすごい方です。



ちょっとブレちゃったな〜。

・デザイナーは徹底的最後までつめるべき

・材料による発想はとても重要

・美術大学とは違う視点でデザインしないといけない。



魅力品質が気になります!!


・期待学→意外性(Unexpected)→笑いにとっても重要なポイントである!!

・ユーザーが気がつかないことに気がつくことが大切である

・リードユーザー(都合の悪いユーザー)を考えることが大事である

・五感は互いを補いあってる

・五感のニュアンスの違いを徹底的につめることが大事。そこにこだわらないとダメ。

・自分を基点にデザインしないとダメ。自信を持って見せないと、見ている人は不安になる。

・アイマスクをしてカップラーメンを食うだけでみんなでワイワイ楽しめる。

・音はヒトゲノムで因子が1つ、臭いは因子が1200ある。だから人間はいろんなにおいを嗅ぐ行為は止めろって中止したって止められない。

・音とか臭いとかもデザインに入れろ


・音には計画内と計画外の音がある。

・サイン音(計画内)←→ ノイズ(計画外)
このノイズ音を計画することで製品の魅力につながる

・不安が期待にかわる。
開封時の音、ゴルフのボールを打ったときの音、いい音のほうがいいでしょ!

・人間の行為はたいてい触ったり、なでたり、さすったりする。




ワークショップ1

①デジカメのシャッター音を聞いてどこのメーカーか当てる
→1個はあたったけど、あとは全然わかんなかった・・・。全然気にしたこともなかったなぁ。

②音だけを聞いて何の音か当てる
流れた音は、Wiiの電源の音とメールを送る音、水の音、ドライヤーの音、やかんでお湯が沸騰した音、他にもなんかあったかも。でもドライヤーしかわかんなかった・・・。

全然耳使ってないってことが明らかになってしまったんな〜。

③音を聞いてカタチにする。(右脳を鍛える)
音のイメージをスケッチで具体化する。中川さんに筆圧が低いって言われて、相当悩んでるな君は!!大丈夫かー!?って言われてしまった。




ワークショップ2

①流れてくる曲のイメージからアルミの針金を使ってカタチをつくる

こんな具合に。

みんなの作品。

僕の作品です!
題名は『ニワトリ卵生みまくり』です!

音楽がすごいポップで、リズミカルな曲だったのでとりあえずクニャクニャしてたらニワトリのとさかみたいに見えてきて、卵を量産してる感じがしたんでこんな感じになりました。


②2回戦!

今度の曲は「運命」ていう題名だっけなぁ?窮地に追い込まれるような曲でした。
僕はこんな感じになってしまったぁ〜。
題名は「鼻から牛乳ー」です。

この曲聞いて一瞬にして僕の頭の中はティリィリィ〜♪鼻から牛乳ー♪と思ってしまい、鼻から牛乳が爆発している作品になりました。



ワークショップ3

7枚の写真を見て出てきたイメージからストーリーをつくる

まず、各写真を見て思ったイメージを5つずつ書き出します。

そのあと、グループ内でイメージを共有します。

そしてグループでストーリーをつくり発表します。

他のグループはおもしろかったけど僕のグループは話しがつながんなくって・・・ダメでした。



今回の講演とワークショップを通して、生活のなかで全然気にしてないことがいっぱいあるんだな〜って気づいたのと、五感の機能が低下してて危険だって感じました。

そういうところをうまく使ってデザインできれば驚きや、意外性など笑いに使えると思った。

アンテナを張り巡らして常に準備をして人の気づかないところを気づけるようになりたいと思った。




そのあとは・・・そう!
僕の研究室で懇親会です。


中川さんからフランスのお話しをたくさんしていただきました。危険な話しが聞けてドッキドキです!たのしかったー!!

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