ブリュッセルとアイントフォーヘンの旅行。

5月12日から14日までベルギーのブリュッセルとオランダのアイントフォーヘンに行ってきました。

その目的はリュスに会いに。




フランスに来て、いろいろ助けてくれて、一緒にプロジェクトをやっていたリュスがアイントフォーヘン工科大学に留学してるので会いに行ってきました。

地震後も俺が大丈夫だよって言っても、何度も大丈夫なの?って心配してくれたのがリュスで、フランスで一番仲のいい友達です。

そんなリュスが遊びにきていいよって言うんで、じゃあ行く!!って言って、行ってきました。リュスはいっぱい授業受けていて忙しそうだったので、せっかくアイントフォーヘンに行くのでブリュッセルに寄って時間をつぶしてから会いに行くことにしました。

ブリュッセルの小便小僧が見たかったし。



そんなわけでまずは12日ブリュッセルへ向けて出発しようかと思ったら、電車が遅れてて掲示板になかなかホームの番号が表示されない・・・。

いきなりの足止めである。まあ良くあることですけど。


やっと乗れることに。

ビューン!!と行って、ブリュッセルに到着!!


駅の外に出て小便をしてチャックを閉めてたら、車に乗った中国人ぽい男の人に、
「英語話せる?」って聞かれて、
「少しなら・・・」っていったら、
「ブリュッセルの駅ってここ??」って聞かれて
「ここはブリュッセル南駅ですけど」って答えたら、
「ブリュッセル南駅か。わかった、ありがとう!あなたはオランダ人?」って聞かれて、
「いや違います」って笑いながら言ったら、
「韓国人?」って言われて、
「日本人です」って答えたら、
「日本人か」って言われてお別れしてきました。

楽しかった。

それで、地図コピーしてきていたのでそれ見ながら勘をたよりに、とりあえず街の中心部へ向って行ってみる。



でもこのグーグルマップ、全然道の名前が書いてなくて使い物にならない・・・。勘を頼るしかない。

教会があったのでとりあえず教会へ。


美しい。



マリアさん。


それから適当に歩く。


美術館に行きたいけど・・・どこ??

美人でスタイルのいい人を見つけて写真を撮ったら、丁度2度見する男性も撮れてしまった笑

なぜか用もなく、ブリュセル中央駅に来てしまった・・・。




あった!カリオン時計!!結構探した・・・。

きれいだな〜。


これがロワイヤル広場。

美術館ぽいのを見つけ、入ろうと思たら、小学生の団体が入ってきて、男の子に
「こんにちは!」と日本語で言われる。
「こんにちは」って返してあげました。

チケットを買いに行って、

ふと気づく、そうか、ベルギーってフランス語か。と。油断してました笑

「学生のチケット1枚ください」ってチケット売りのお姉さんにお願いしたら、2つ名前を言われて、
「えっ、ここって2つも美術館あるんですか?」って聞いたら、
「そうよ、でも1つは今日はやってないの」って言うんで、
「じゃあやってる方で」って言ってチケットを買って、王立美術館へ入館!!

この特別展はなかなかおもしろかったです。


全部同じ手法で作品をつくっているんですけど、作品の見せ方がいろいろあっておもしろかったです。

紙をねじってあるだけなんですけど、すごいおもしろい。






それから、2階の絵画ゾーンへ突入。

たいていの美術館は部屋で仕切られていると思うんですけどここの美術館はフロアをしきりで仕切ってあってすごい開放感があって、絵画がすぅ〜っと入ってくる。

こんな感じ。

もちろん部屋もありますけど。


なんか心に引っかかった作品達です。どうぞ。



この絵の真ん中上の、

この人がなぜかすごく気になってしまった。

この絵もおもしろい。

いい表情してる。

それから、現代美術の部屋に行きました。


迫力がある。

この人めちゃくちゃ良かったです。なぜかはわからないですけど・・・。

ね!!


それで、なんかエスカレーターを降りたところにもう1つ見るところがあって、このチケットで見れるのか??と思ってお兄さんに見せたら、
「このチケットじゃダメだ、もし入りたいんだったらチケットを買ってきて」って言うので、
「わかりました、ありがとうございます」って言って、これがもう1つの美術館なのか?でも今日やってないって言ってたよな・・・??と思いつつチケットを買ったところに戻ってもう1つのチケットを買いに行くことにしました。

チケット販売のおじさんに、
「もう1つの美術館のチケットお願いします」ってさっき買ったチケットを見せながら言ったら、
「この美術館のこと??」って聞かれたんですけど、
「いやぁ・・・わからないんですけど、エスカレーターで下がったところにあるやつが見たいんですけど・・・」っていったんだけど、あんまり伝わってなくて、
「エキスポ??かな??」って俺が言ったら、
「エキスポはこれなんだけど、見た??」って冊子を見せてもらいながら聞かれて、
「あ〜これは見ました。じゃあ、モダンアート??かな??」って言ったら、いろいろ説明してくれたんだけどわかんなくて、一緒にその場所まで行くことに、

見たいところに近くまで一緒についてきてもらって、
「この下のが見たいんですけど」って言ったら、
「これか、マグリットか」って言うんで、
「はい、これが見たいんです」って言って、またチケットのところに一緒に戻ってやっと買うことが出来ました。

根気よく付き合ってくれたおじさんに感謝感謝です。

買ったチケットを持って、マグリット美術館の入り口にいたさっきのお兄さんのところに行って、チケットを見せると、
「そう!これこれ!さすが!」って言われました。褒められてにやけてしまった。うれしかったです。



入館!!

これがRené Magritteさんです。中は写真禁止でした・・・。

入ったら、おもしろい!!メモ帳にスケッチしまくりました。それほど俺にはおもしろい絵ばっかりでした。

たしか中学か高校の美術の教科書に載ってたと思います。見たらこれかぁ!ってなると思います。

見終わってチケット買ったおじさんにあいさつして次の場所へ。


この教会に行ってきました。



やさしい感じでした。


お!日本語で書いてある!
その時気づきました、俺は裏口からこの美術館に出入りしていたことに・・・。





違う教会に行きました。



めちゃきれい。





お〜なかなかいい見晴らし。

ここらで、持参したマドレーヌとケーキを食べる。







公園へ。

さっきもこんなん写真で撮ったような・・・。






あーいい公園だ。



サン・ミッシェル大聖堂へ。





かっこいい。

あ〜心が癒される〜。


このベンチカッコイイ。



気持ちよさそう。

これテレビでも見たことある!!ギャルリー・サン・チュベールって言うヤツらしい。

お〜。

おもしろい棚。

そして、

ついに、

グランプラスという広場に来ました。



それから小便少女を探しに行来ました。







見当たらなかったので、
また、グランプラスに戻ってきました。


すごい・・・。圧倒されてしまう。

それから、この像触って、

小便小僧見て、

ちなみにこれが小便少女です。見れなかったですけど。

ホテル探しへ・・・。











全然見つからない・・・そして迷った・・・。

一回ちょっと戻って行ったら、大通りに出て道がわかった。あぶね〜。



遠い。今までで一番遠いかも・・・。


池が見たくなっちゃってちょっと寄り道。






マット!!カッケー!!

迷いながら、寄り道しながら、2時間ぐらい歩いて、なんとかホテルに着きました。最後ホテルの近くで、ヤンチャボーイ2人組が
「マクドナルド知らない??」って聞いてきた。発音良すぎてマクドナルドと認識するまでに時間かかった。




シャワー浴びて、とっとと寝ました。







13日、さぁ、ついにアイントフォーヘンヘ向います!一応電車の時間を見て、2時間半前にホテルを出発。

こんなホテルに泊まってた・・・。




せっかくきたし、NEWロードで駅に行こうと思い立ち、新しい道を開拓しながら駅へ向う。



この写真のおじさんとあいさつしました。




ここら辺から道がわかんなくなって迷ってしまった・・・。
手当り次第に2人の男の人に道を聞いて軌道修正。電車の時間がヤバイ!!ダッシュ!!走りました。

でも、写真は取りつつ笑

アルファロメオじゃんか!!



そしてここでもう一度どっちの道かわかんなくなって・・・また男の人に道を聞いて、ダッシュ!!


あ〜線路見えてきた!!!間に合ったー!!!



ベルギーで一番有名なアニメ、タンタン。


とりあえずマストリヒトってとこまで行ってそこで乗り換えてアイントフォーヘンへ向う!!

隣のお姉さんポニョ見てる。



おっとマズイ・・・乗り換えが6分しかないのに電車遅れてる・・・。



マストリヒトに着いとき俺の時計で乗り換え時間が1分しかねぇ!!ヤバイ!!


ドアが開いた瞬間飛び出す!!走る!!


向かいの電車か!?と思い、一か八か、とりあえず飛び乗る!!プシュ〜ってドアがしまる。




乗ったもののこの電車がアイントフォーヘンに行くのかわからなかったので、検察員の人にフランス語で聞いてみる、


通じない・・・


そっか、ここはもうオランダであるということに気づき、英語に切り替えて聞くと、
「行くよ」って言われ、胸を撫で下ろす。あぶね〜。ギリ乗れました。乗り換え時間20秒でしたね笑



着きましたー!!!アイントフォーヘン!!!!



チャリの数が半端ない・・・。

すぐリュスから電話がかかってきて、授業が16:00ぐらいに終わるからまた電話するって言われたので、それまでアイントフォーヘン観光に出発!!


まずはマップをゲットして、レッツゴー!!


すごい!思っていた以上にデザインが溢れてる!







このスラロープみたいなのが気になって入ってみる。

中は駐輪場とちょっとした遺跡みたいなのが展示してあった。


かっぷくのいい母ちゃんみたいな感じ。





教会。

めちゃんこきれい。




教会の照明とは思えない・・・。




とりあえずデザインミュージアムヘ。

なんか日用品のコレクションと映像と文章での説明がたくさんありました。でも展示の仕方はすごくいい!かなり勉強になりました。





日用品の数々が色分けされていて、タッチパネルでいろいろ見れました。












公衆トイレにグラスが置いてあって、ビールに見えました。

自転車とバイクが一緒に走る。



チャリがカッコイイ!


メリーゴーランド、すげー楽しそう!

adidas!




16:00ごろ駅に戻って、休憩。

リュスから電話が来て、会えました。



そんで一回リュスの家に行って、荷物を置いて、アイントフォーヘン工科大学に見学しに行きました。広い!!でかい!!




プロトタイプとかたくさんありました。
リュスが大学内をたくさん案内してくれました。


それから、バーに行ってビール飲んで、そこらへんフラフラして、

自販機でお巡りさんのお兄さんから進められた変な食べ物買って、食べながら、

スーパーに行って、夜のパーティーの食材調達。

リュスの部屋。俺があげた目ん玉が貼ってあってうれしかった。

リュス。

ハンドチェア笑

窓がでかい!

ベッドを2つ並べて、泊めてもらうことに。日本じゃあり得ないですね・・・。

スイス人のマティアスと一緒に3人でパンとワイン飲んで、各国の音楽を流し合って、

マティアス。

オーストラリア人のアミンナ。

イタリア人のロッセラ。


フランス人のフローとたしかアルジェリア人のアイノイ。
みんなで寮のテラスで音楽流しながら、パスタ食って、酒飲みました。パーティしました。

そっから、夜の街へチャリで移動!!


ディスコ?ダンスバー?でみんなで踊る♪♪




知らないオランダ人の女の子に撮ってもらいました。

そんで、リュスと2ケツしてチャリで帰って、シャワー浴びて寝ました。シャワーから部屋に戻ったら、すでにリュスは夢の中にいました。






14日、10時くらいに起きて、朝ご飯食べて、

美術館へ!!


レコード屋さん。


潜入!!リュスが写真撮りたいって言うんでカメラを貸してあげました。





これ!マジおもしろかったです!ただビンタし合ってるだけの映像なんですけど、ビンタの音がなんだか心地いい。

この壁にいろいろ書いてるデザイナーは有名な方らしいです。おもしろい。








この車逆さづりハンモックすごい気持ちよかったです。
中には布団がしいてあって、テレビもあって、しかも揺れる。


寝ちゃいそうでした。

他にもたくさん作品があったんですけど、カメラの電池が切れてしまった・・・。




そんで、アイノイと合流して、チャリに乗ってマーケットへ!!この写真めっちゃいい!!

チーズ屋さん。

これ、オランダのお菓子らしいです。超うまかった。


アミンナの家のテラスで昼間っからパーティーをしてくれました。



チキン食って、ワインに、ビールに、超うまかった。


リュスがチキンの骨を使ってゲームを教えてくれました。

2人で引っ張り合って、軟骨の部分が多い方が勝ちなんだって。松の木の葉っぱの遊びみたいだ。
リュス負けました。

楽しい時間はすぐ終わってしまうもので、駅に行って、リュスにお礼とお別れをして帰りました。

ロッテルダムで乗り換えて、


初めてタリーズっていう会社の電車に乗って帰りました。


いや〜ものすごくスーパー楽しかったです!!1人の旅も悪くないですけど、やっぱ友達といると倍楽しいですね!アイントフォーヘンが楽しすぎて、ブリュッセルのことはあんま覚えてないです笑 普通に考えて、女の子の部屋に男が泊まるとか考えられないですからね・・・さすがリュスです。感謝し尽くせないです。ありがとうリュス。はじめはホテル予約してたんですけど、リュスが私の部屋に泊まるの恥ずかしがってんの?!って言うんで、ホテルキャンセルしてリュスん家に泊めてもらっちゃいました。

もし自分がリュスの立場だったらと考えると・・・今だったら全然平気で出来ますけど、留学してなかったら絶対拒んでると思います・・・。リュスが東京行きたいって言ってたから、来ることになったら観光案内してあげようっと。



本当いい友達に恵まれて俺はなんてしあわせものなんだ、と思いました。日本でも俺にはこんな友達いないかもしれない。

ありがとう、リュス。




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