5月26日は新幹線などを多くデザインしていらっしゃる福田哲夫さんでした。
ちょっと、留学の資料を提出しに行ってたらまさかの10分も遅刻して福田先生に失礼なことをしてしまった・・・。すみません。
途中からですが、講義内容を書きます。
・興味があったらどこでも首を突っ込んでいけ!!
・デザインの発展のために自然環境を大切にしていかなければならない
・「美しく魅力的なモノづくり」を通じて快適な暮らし
・自然なもの、自然に使ってしまうもの
・孫を見ると原点が見えてくる→危険なものをつくってはいけない
孫が床をハイハイすると床のマテリアルが変わると一時停止するのを見て。
・ストリートファニチャーは酔っぱらった人でも怪我をしないように角をなくしたり、安全面の配慮が必要。
・快感を目指す
・安全性から安心感へ←一緒に使われないことが多い
安全(工学系、エンジニア)→安心(感性系、デザイナー)
・機能デザイン × 感性デザイン
共に付加価値をつけて、1じゃなくてかけ算できるように1以上にしていきたい。
・TDO(トランスポーテーション デザイン オーガナイゼーション)
新幹線は動くホテルや家と考えてよい。
・新幹線は1人でつくることは無理。いろんな人たちとしっかりコミュニケーションをとることが大事。
・↓この新幹線は車体をシルバーにして、車体に『四季を映しだす』ことがコンセプトだったそうです。
いつも何も考えず新幹線や電車に乗っていたので、コンセプトがあってつくっていたことにビビッタ。そういう新幹線や電車のいろんなところに注目して、新たな発見や魅力がわかってきたら僕も鉄道マニアの鉄ちゃんに仲間入りできるかもな〜(笑)。
・自分たちの仕事だけでなく品質管理の目を持つこと
・材料、加工のことをよく考えなくてはならない。勉強しないといけない。
・過去 - 現在 - 未来
・つくれないですって言われてもつくる!
目標に向かって一直線にすすむ!
・デザインは作法を促す
思わず自然に楽しく快適に過ごせること→ユニバーサルデザインになる
バス→後ろへ行ってもらえない→改善したい
後ろへ行くほど広くすれば良いじゃん!
後方の窓を丸くして後ろに注目してもらえるようにしたり、後ろに行く階段を広くして上がりやすいようにしたりした。また後方の座席を横座りにしたり、上面図からもわかる通り後ろへ行くほど真ん中の通路が広くなっている。
このバスめちゃかっこいいやん!!乗りたい!!
俺もいっつもこんな空気なさせてるのかと思うと心が痛みます・・・。
・鉄道は環境がキーワード
・飛行機飛ばなくなると大混乱に陥る→海外で鉄道が見直され始めてきている
・蒸気機関車と新幹線を灯油ポンプで表すことが出来る
それに対して右のポンプは新幹線に例えることができ、一体分割型というキャップ、フロア、バルブを一体にして出来ている。
右のポンプは部品の構造を理解し一体にしたことで性能は左のポンプより2倍、労力とコストは低減している。新幹線と一緒の考え方であるそうだ。
・速度とノイズのせめぎ合いでカタチが変化している
先頭車両でノイズを低減することは後ろの車両の横揺れを無くすことにつながっている。
ひとりのひらめきからみんなのときめきへ
・新幹線をデザインするときは中の構造、空力、人を考慮して内部と外部のデザインを同時に考えていく
・人は興味のないものには反応しないけど、興味のあるものにはすぐ反応する。
どれだけアンテナをたてられるかが大事。
・夢や本当にやりたいことはなに?
一つクリアして次ではなく、多方面から夢に向かっていく必要がある。
・アンテナを立てまくって拾い集めたアイデアをたくさんストックしておくと、いざというときに出てくる
・自ら発信するといつか返ってくる。歳になると返ってきすぎる・・・
・良質の情報は発信とコミュニケーションをし続けていくことで得られる
・出会いのチャンスはどこでつながってくるかわからない→山ちゃんと同じ考えだ!
・良いデザインをするには普段から現場で自ら体験すること→本じゃわからないものがたくさんある
・新しいデザインを生み出すときにプラスの面もマイナスの面のあるので、準備や考えておくべきことがたくさんある。→設計倫理を勉強しろ
新しいデザインは粘り強く言い続けることが大事。
・常に人間にとってどうなのか考えること→売れる売れないじゃなくてもっと根底にあるもの
・日本にはずっと使い続けていくモノがあったでしょ
・スケッチワークショップです
4分と2分のスケッチの情報量は全然大差ない。よく観察をしないとスケッチはかけない。
でもよく観察すると必要な情報を短時間でかけるようになる。また情報を短時間で思い出しやすくなる。
スケッチ書こうと思います!!
スライドを見せてもらいながらいろんな話をしてくれました。
・フリーで始めたときの苦労話
・飛行機でスケッチを描いて楽しく過ごす方法
・トヨタに入った生徒のスケッチ量の多さと車に対する情熱の話
・学生なんだからもっと思い切って作品をつくったほうが良いっていう話
僕が思ったことは、情熱が大事!!ってことです。
過去も大事だけどこれからの未来をどうしたいかいろいろ考えながらやったもん勝ちなのかなって。
今までいろんなデザイナーの方からお話を聞いて、それぞれ違った考えを持っているので、自分も自分なりの考え方でいけば良いんだなって思いました。
でも、いつでも勉強し続けることを忘れず、自分におごらず、謙虚に、デザイナーのオーラは出さずに、頑張っていこうと思いました。
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