6月2日、プロダクトデザイナーの澄川伸一さんがお話しにきてくださいました。
それは、デザインのことではないんですが、澄川さんが世界一周していたのとマラソンをしていることで、僕も世界一周したいし、東京マラソンを走ったことがあったので、澄川さんのお話を聞くことをすごく楽しみにしていました。
澄川さんがプレゼンに入る前にいろいろお話ししてくださいました。
・1回でっかい会社で数年働いた方がいい。独立しても仕事のやり方のベースはSONYにいたときと同じだから。大きな仕事や、営業、製造、販売実習の経験は大きい。
・20代のうちにデザイン以外のことをがむしゃらにやることであとで必ず何倍かになってデザインんで返ってくる。
・人と違うことをどれだけできるか
・いろんな経験んをしておくことが大事。忙しくても、借金してでも。
・身の回りのすべてをデザインしたいと思った。
・デザインは元気で体力のある人にいい仕事が来る。
・締め切りよりも早めに仕上げて余った時間をブラッシュアップにあてるように癖をつける。
・一本の線に命をかけて引きたい。だからアシスタントを雇わない。
・海外の学生の方が積極的。特にヨーロッパ。作品集をpdfでどんどん送ってくる。送られてきて悪い気はしないからね。
・ポートフォリオは紙ではなくpdfが世界基準。
ここからがプロジェクターを使ってお話ししてくださいました。
◉すべてのヒントは現場にある。まず行ってみる。
現場に行くと人の気づかないところに気づける。その行動力が他の人との差がつくところ。
アメリカで販売されていたランニングウォークマンは腰に巻いては知るようにデザインされていたが、実際に走っている人を見るとてにもって走っている人が多かった。
そこから生まれたのがこのランニング時に手に持ちながら聞く音楽プレイヤーです。
◉まずは、プライオリティーをつける
同等にとらえてしまうとうまくいかない。何かを捨てないといいものはできない。クライアントの注文に対してもプライオリティーをつけることが大事。
また、用途に合わせて同じ黒でも10種類の黒で使い分けをしている。
世界時計の機能を持った電波ラジオ。
ボタンの記号化でわかりやすくしている。
四角ボタン→ラジオ関係の操作
丸ボタン→時計関係の操作
四角と丸ボタン→両方の操作
また、
面積の大、コントラストの大→重要なボタン
タッチの操作が最近主流だが、ダイレクトなボタンを押す感覚も重要であると考えているそうです。
自転車利用を観察してみると朝に自転車が停められて、夕方になると減っていく。潮の満ち引きのように見えた。
この2点から彫刻的なデザインにしたそうです。
めちゃめちゃきれい!!
この浴槽は人が浴槽に入ると水位が上昇することを生かしてつくられたものです。
首掛けや手を置くところが独立した島のようになっていて、人が入ると島がなくなって、人が出ると島が現れるようになっている。
ただ秒針をなくすとユーザーは耳を腕時計に近づけて動いてるか確認しようとする。
なので、内部の行ったり来たり動いて秒を打っている機械の部分に赤と白で色を塗って文字盤から時計が動いていることがわかるようにしている。
この薬ケースは下のソフトテニスボールを半分に切って遊んでいたのを使ってデザインしたそうです。
いつ製品化になるかわからないので作品はいつでもストックしておいた方がいいそうです。
◉まず、手にフィットする塊をつくってみる
パソコンばかりでイライラしたらスタイロでフィットするカタチをつくってみるといいそうです。
固いけど体にフィットするようにつくられていて、面の二面性を出している。
タイルの一部として傘や花が立つようにしている。
これは波紋を表現した漆のお盆で、同心円を少し崩すと動きが出るそうです。
◉五感を刺激する
世界で一番美しいハンガーをつくりたい。洋服がかかっていないときも美しいように。
キマシターーーーーーー!!世界を旅したときの写真を見せてくださいました。
57カ国行ったそうです。
行きたい!!
亀の甲らギター!ちょっと親戚気分で心が痛みました・・・。
うわー!澄川さんが撮ってきた写真見るだけで超刺激的!!!現地に行ったら何倍も刺激的ってことでしょー!!やばいですね!
絶対世界一行きます!!
前から思ってたけど最近忘れかけてました!行きたいっていうこの気持ち!!
ウリャー!!!!
マラソンや海外の話し、隣の研究室の佐藤先生(澄川さんの大学の同級生)も混ぜて大学時代の話しなどいろいろ聞けて楽しかったです。
澄川さんいわく日本人は頭いいらしいです。僕も自信もっっちゃっていいですかね!?(笑)
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